過去の「山野草図鑑歳時記・Ⅲ」のアーカイブ

山野草図鑑歳時記[Ⅱ][Ⅲ]、さらに山川草木・動物 歳時記[Ⅰ]・[Ⅱ]に続けます。 こちらは山野草図鑑歳時記[Ⅲ] のみのアーカイブです。

2013年12月

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                            * 2013.12.24

3258) カトレヤ Ⅱ


 12月の始めに、千々石湾の向こうに雲仙岳を望む「唐子(からこ)」という町で、立派なカトレア(*2757)の花を見た。そこは、御殿のような高級ホテルの一角でもなく、煌びやかなブライダルホールの玄関でもない。・・・というより、そんなものは田舎の「唐子」には全くない。

 実は、「唐子」には、幻の“唐子レンコン”(*A*)を手に入れようと思って行ったのだ。
前日、友人のうちで“唐子レンコン”を使った料理(*B*)がサクサクとした感じでひどく旨かったので、早速・・・ということでそこに行ったのだ。

 “唐子レンコン”を売っているところは、どこだ? さまよい訪ねたが分からない。  
 県道沿いのとあるガソリン・スタンドに立ち寄って、情報を得ようとした。その雑然として決して美しいとはいえない事務所の中に、この赤いカトレヤの花が燦然として輝いていたのだった。
 そのカトレアの花を見た後は、雑然とした事務所が何か明るく美しいものに見えてくる。スタッフの女性も男性の方も微笑みながら親切に対応してくれた。

 『掃き溜めにツル』というが、そんな表現は全く当たっていない。そんな下種なものではないのだ。たとえ、そこが「掃き溜め」のような場所であっても、「ツル」なら、逆に、その場所を美しい場所に見せてくれるのではないか。
 ただ、このカトレアの花は、僕が『オオッ!』と声を上げたほど美しかった。

 そもそも、“掃き溜め”みたいな雑然としたところいる美しい人は、ぱっと目にはあまり目立たないが、よく見ると本当に美しい。さらに、美しい人は掃き溜めみたいな場所の周囲を輝かせていることが多い。カッコつけた“一目美人”にろくな女はいなかった。 

 本当に美しい女性を僕は子供のときから、何回も見てきた感じがする。そんな女性は、市場で景気のよい言葉で対応していた「N」クジラ屋さんの娘さんだったし、市場の裏の「M]床屋(理髪店)の優しいお姉さんだった。彼女らは、僕にはひどく美しかった。
 僕は、子供のときから少しずつ、本当に綺麗な女性を見ては、自分なりの女性観を磨いてきたのだろう。こんな美しい女性の周りは、雑然とした中にも、どこかいつもその場所が輝いていたような気がしていた。


 しかし、それにしても、そのカトレアの花は、ひどく情熱的な別嬪さんだった。カッコつけたろくでもない“一目美人”には程遠いのだ。彼女は媚を売ることもなく、自分が美しいとも知らず、ただ、生まれたままの姿でそこに黙って咲いていた。
 残念ながら、僕は、未だに、そんな女性は見たことがない。


 カトレヤは中南米原産のラン科植物の1つの属、もしくは、その近縁属との交配品種を含む植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ラン(*C*)で、『ランの女王』とも言われるものだ。僕としては、普通に『女王』なんて言い方をして欲しくないのだが・・・。一般に、中央は濃く色づくものが多く、花びらは大きく開き、正面を向く。その色は白からピンク系、紫赤色のものが多く、非常に華やかで美しく目立つ花であることには間違いない。

 「カトレヤ」という名前は、最初に栽培で花を咲かせたカトレアさん(William Cattley)にちなんでいる。彼が、南米から送ってもらった植物の梱包材として使われていたこの着生植物に興味を持ち、栽培してみたところ予想もしなかった見事な花をつけたというのだ。ただし、この話は、イギリスの本に掲載された作り話であるとも言われている。

 この「カトレヤ」は、ラン目 ラン科 カトレヤ属に属しているが、その名はカトレヤ属の植物の総称として使われる。近年では、分類体系の変更からその属の境界も変遷をたどっており、「カトレヤ」の名を冠する植物の幅も広くなっているらしい。そのため文献やラベルには混乱がある場合があると言われる。

 もともとの原産地は中南米のコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、エクアドルなどで、特に、アンデス山脈などの標高100m~1500m程度の森林地帯に産する。現在、その野生種でも40種~80種にのぼるとされ、交配種を含めると膨大な種類となる。

 カトレヤは着生植物(木の幹や枝、岩の上に根を下ろして生長していくスタイルの植物)である。木の樹皮に付着して生活するものが多く、その形態的特徴として、匍匐(ほふく)茎の節から出る白くて太い“うどん状”の根で樹皮に張り付くようにして生活する。雨水や着生した樹木の樹皮を伝って落ちてきた水をすばやく吸収し、その後で内側の生きた組織で吸収する。根の生きた組織は葉緑体を持ち、光合成の能力を持つらしい。

 「偽球茎」と呼ばれる茎には多量の水分や栄養分が蓄えられ、時にしか水が得られない樹上の環境に耐えられるようになっている。偽球茎と葉は何年間も寿命を持ち、株全体で常に数本の偽球茎を持っている。古い偽球茎では葉が枯れて落ちてもなお余命を保ち、水分と栄養分の貯蔵器官として機能しているという。

 かつて、死にかけ、いや、もう死んだと思っていたカトレア(*2757)の残骸から、突然に美しい花が咲いたことを思い出す。・・・あれは、僕の嫌っていた先輩の家族からの贈り物だった。


・・・・で、話をもとに戻すが、

 そのカトレアの輝いていたガソリンスタンドの方たちは、あちこちに電話をかけてくれて、幻の“唐子レンコン”の売ってあるところを教えてくれたのだった。
 泥だらけの殺風景なレンコン(ハス)の畑は今の季節は荒れはてたような「掃き溜め」のような場所であるが、このような土地に夏に咲くレンコン[ハス(*D*)参照]の花はカトレアに負けず劣らず、ひどく美しいものである。

 ついでにもう一つ、“唐子レンコン”は、決して、「からしレンコン」ではなく、「からこレンコン」である。一度食べてみたら、他のレンコンは食べられない?かも・・・・






*【参照HP】① カトレヤ(*2757):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/2267314.html ]、②“唐子レンコン”(*A*):⇒ a. ながさきの地産地消:もぎたて市:[ http://www.pref.nagasaki.jp/tisan/shop/detail.php?id=159 ]、b. FeedPing.net:[ http://www.feedping.net/news/d/?uid=2214238 ]、c. 唐子のはす園:[ http://23.pro.tok2.com/~koume3/nagasakiken/karako/karako.html ]、③ 唐子レンコンを使った料理(*B*):磯料理 あじ彩:[ http://www.iso-ajisai.com/ ]、④ 洋ラン(*C*)⇒ラン類(*C*)→ a. セッコク[デンドロビウム](*600):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/29964395.html ]、セッコク(デンドロビウム)[Ⅱ]:http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/59899714.html→ b. コチョウラン(*1870)[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/54325843.html ]、→ c. コクラン[Ⅰ](*1701):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/54325652.html ]、コクラン[Ⅱ](*1702):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/56415075.html ]、d. フウラン(*197):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051008 ]、e. カンラン(*294):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051107 ]、f. カキラン(1294):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/47935271.html ]、⑤ カトレヤ(*2757):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/2267314.html ]、⑥ ハス(*D*):a. ハス(*607):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/30271886.html ]、b. ハス Ⅲ [別名: 大賀ハス、二千年ハス](*1369):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/48992308.html ]、c. ハス Ⅲ [別名: 大賀ハス、二千年ハス](*1368):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/48999824.html ]、d. 唐子のはす園:[ http://23.pro.tok2.com/~koume3/nagasakiken/karako/karako.html ]

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3262) ヤマキツネノボタン (もしくは、ケキツネノボタン)


 「キツネノボタン」(*A*)とは、また、変った名前の野草である。

 『キツネ』というのが入るだけで、何かいかがわしいような、ずるいような感じがするが、それは山野草の「キツネノボタン」に関しては、全くの誤解であろう。

 このキツネノボタン類(*B*)にしても、キツネノカミソリ(*C*)、それに、キツネノマゴ(*D*)にしても、美しくて可愛いものが多い。

 「ボタン」は、多分、人が愛でるボタン(*E*)の花だが、こんなちっぽけで、黄色い花はキツネくらいにしておけ、ということで「キツネノボタン」となったのだろう。
 まさか、キツネが人間様に化けて、学生服や背広、タキシードなど着て、そこについていた金色の派手に光った金ボタンに似ているからという理由ではあるまい。

 昨年の(多分、この記事は来年の掲載になるであろうから)10月中旬に佐賀と福岡の県境にある『背振山』(*F*)に行った時に、その頂上付近の日の当たりにくいような湿度の多いような林の縁でキツネノボタンらしいものを見かけた。その背丈は20cmほどしかないもので、普通に見かけるキツネノボタンよりひどく小さくて違った雰囲気のものだった。

 もしかしたら、別の種類のキツネノボタン・・?

 キツネノボタンには、本来の(狭義の)キツネノボタン(*335)、ケキツネノボタン(*578)、ヤエキツネノボタン(*577)、コキツネノボタン(*394)、トゲミノキツネノボタン(*1929,*1949)、ヒメキツネノボタン(*未掲載*)などあり、さらに、水生のタガラシ(*G*)やウマノアシガタ(*79)にもよく似ている。

 これらのなかで、その実と葉の形から、また、花期における全体の草丈から、絵合わせだけで鑑別を考えてみると、最も近いものは、普通のキツネノボタン(*335)、ケキツネノボタン(*578)、それに、「ヤマキツネノボタン」が考えられた。

 前2者は20-50cmの背丈のものがあるが、この『キツネノボタン』らしいものはひどく小さくて20cmにも未たず、匍匐しているような傾向がある。茎には小さな産毛のようなものが多く見られる。

・・・・となると、ケキツネノボタンか見たことのない「ヤマキツネノボタン」か? ただ、自宅の庭の奥にはケキツネノボタンがいつも生えているが、花期には40-50cm程もある。みた目では、この背振山のものはかなり違ってみえる。

 さらに、調べて行くと、キツネノボタンやケキツネノボタンでは、葉は3出複葉。根生葉には長い柄があり、小葉は2裂または3裂する。その実(そう果)は楕円形で先端が曲がる。キツネノボタンの茎には殆んど毛はないが、ケキツネノボタンでは明らかに多くの毛が目立つ。

 もう一つの「ヤマキツネノボタン」は、葉は3出複葉。根生葉は同じく長い柄があり、小葉は2裂又は3裂する。そう果は楕円形で先端が曲がる。ここまでは、狭義のキツネノボタンと同じようなのであるが、「ヤマキツネノボタン」には茎に毛が多いという。ただ、この「ヤマキツネノボタン」とキツネノボタンは同じものとする説もあり、反対に、両者を別種と分ける説もある。

 同様に、キツネノボタンと「ケキツネノボタン」は、ひどく似ていて、区別が難しい。花での区別は無理で、葉の根出葉は幅5~8cmほどで中裂から深裂する。ケキツネノボタンの方が切れ込みが深く細いとされるが、これからも鑑別は困難である。
 キツネノボタンでは、通常では茎は無毛であるとされるが、そうとばかりもいえないとの報告もある。 こうなってくると、僕の出る膜はない。

 「ケキツネノボタン」と「キツネノボタン」とが明瞭に区別できず、一方、「キツネノボタン」と「ヤマキツネノボタン」とが明瞭に区別できず、同じものかもしれないとなると、この3種類は環境による一つの「キツネノボタン」の変異した姿とはとれないのだろうか?
(これは、専門家の人から見たら、かなりの無知な人間の暴論であることを否めない)

 今回のものは間違いなくキツネノボタン類の一つと思われる。名前はよく判らないが、標高400m以上の冷涼なところに生えるもの、産毛が茎に多いことから、「ヤマキツネノボタン」 (もしくは、「ケキツネノボタン」)はどうだろうか?


 ヤマキツネノボタンとほかのキツネノボタン類に関しては、植物サイト『松枝の花図鑑』(*H*)に詳しい。









*【参照HP】① キツネノボタン(*A*): a. キツネノボタン(*335):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051125 ]、b. キツネノボタン[Ⅱ](*2793):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/7881638.html ]、② キツネノボタン類(*B*) a. キツネノボタン(*335):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051125 ]、b. キツネノボタン[Ⅱ](*2793):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/7881638.html ]、c, ケキツネノボタン(*335-B):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/29210652.html ]、d. ケキツネノボタン[Ⅱ](*578):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/29210652.html ]、e. コキツネノボタン(*394):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051204 ]、f. トゲミノキツネノボタン(*1929):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/57287594.html ]、g. トゲミノキツネノボタン[Ⅱ](*1949):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/57795586.html ]、h. ヤエキツネノボタン(*577):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/29210652.html ]、i. ラナンキュラス ゴールドコイン(*4064):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/9585586.html ]、j. キツネノボタン類:[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051125 ]、k. ヒメキツネノボタン(*未掲載*)、l. ハイキンポウゲ[未確定](*3123):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10063985.html ]、m. ミヤマキンポウゲ(*3124):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10070558.html ]、③ キツネノカミソリ(*C*): a. キツネノカミソリ[再掲載]☆(*118):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/45509119.html ]、[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20050917 ]、b. オオキツネノカミソリ(*225):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051018 ]、c. オオキツネノカミソリ Ⅱ(*952):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/40001936.html ]、④ キツネノマゴ(*D*): a. キツネノマゴ(*68):「 http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view?.date=20051019 ]、b. シロバナキツネノマゴ(*552):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/26603185.html ]、c. キツネノメマゴ(*2168):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/59042207.html ]、⑤ ボタン(*E*): a. ボタン(*1105):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/44712257.html ]、b. ボタン[Ⅱ](*1106):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/44714080.html ]、⑥『背振山』(*F*): a. ノコンギク[Ⅲ](*3200):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10632046.html ]、b. サワオトギリ(*2416):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/60155887.html ]、c. ハルジオン変種 [もしくは、ヒメジオン](*517):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/44781361.html ]、d. カンスゲ [もしくは、ミヤマカンスゲ](*1670):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/53859286.html ]、e. ママコノシリヌグイ (ピンクバナ?)[Ⅱ](*3222):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10890453.html ]、⑦ タガラシ(*G*): a. タガラシ(*335):[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051125 ]、b. タガラシ[Ⅱ](*):[未掲載]、⑧ ウマノアシガタ [別名:キンポウゲ](*79):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/28411917.html ]、⑨ 植物サイト『松枝の花図鑑』(*H*):ヤマキツネノボタン(山狐の牡丹):《キツネノボタン類図入り検索表》:[ http://homepage2.nifty.com/syokubutu-kensaku/zukensaku013.html ]

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*最後のシャコの写真は、ブログ:Every day is indifferently spent.より お借りしたものです。⇒ アクセス先は *【参照HP】にあります。


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3256) シャコバサボテン Ⅱ


 派手なシャコバサボテン(*815)の花というのは、あちこちで、良く見かけるものだが、こんなに寒い時期に咲くんだと思った。

 先日、平戸瀬戸市場(*A*)の店頭の園芸コーナーに並べられ、瀬戸からの海風の寒さのなかで見たものだった。

 「シャコバサボテン」は、「シャコ」「バ」「サボテン」であり、「シャコ」というエビ・カニ類の手足の構造に似た葉を持ったサボテン(*B*)の一種と認識しているが、はたして、そうなのだろうか?
 ・・・なにか、花は構造的にラン(*C*)の花も思わせる。

「シャコバサボテン」には、別名が多く、日本では「カニラン」、中国では 『蟹爪蘭』である。西欧諸国では、「デンマークカクタス」「クリスマスカクタス」などと呼ばれているが、原産地はブラジルである。
 「カニラン」とくれば、『カニ類の手足の構造によく似た葉を持ち、まるで、美しいランの花を思わせる植物』ですんなりと頭に入ってくるのに・・・と思っていた。
 ちょうど、クリスマスの頃に咲く派手な花・・・「クリスマスカクタス」も、すんなりと頭に入ってくるのに・・・とも思っていた。



 「シャコ」というエビ・カニ類のようだが、特に、ガザミやシャンハイガニ、それに、モクズガニのような平たいカニの手足に、この植物の葉(茎節)がやや似てる。だが、はたして、「シャコ」というものの手足にこれが似ているのだろうかと思った。

 寿司のネタとして、「シャコ」は見たことはあっても、それは既に湯びきしてあるもので、獲りたての実物を僕はまだ見たことがないのだ。
 
 この佐世保から佐賀・有明海にかけては、「シャコ」の産地のようで、ここらでは、『シャッポ』もしくは、『シャッパ』と呼ばれている。蛇足だが、『シャッポを脱ぐ』というのは聞いたことがあるが、それは、"脱帽する。降参する”などの意味で、シャッポはフランス語の“帽子”であり、"脱帽する”から来ているらしい。エビ・カニ類というと“脱皮”のことが頭に浮かぶが、それとは何の関係もないようだ。


 シャコは、「蝦蛄」と書かれる甲殻類で、軟甲綱 トゲエビ亜綱 シャコ目 シャコ科に属する節足動物の1種である。

 エビ類に似ているが、普通のエビ・カニ類は別亜綱に属し、その類縁関係はかなり遠いものらしい。体長は12~15cm前後で、細長い筒状体型で腹部はやや扁平して頭・胸部はやや小さい。脚は3対、腹部には遊泳脚があり、6-7個の棘のある特徴的な1対の鎌のような捕脚を持つ。また、背甲左右の辺縁に短いトゲを持つが、シャコバサボテンにはどこをとっても似ているところはないのである。
 また、この「シャコ」というものの名前のいわれについて調べたが、このシャコを茹でた時に シャクナゲ(*)の花に似た紫褐色になることからだそうで、シャコの色に関連しているわけでもない。

 シャコは、転じてシャコ目に属する種の総称にも使われるが、もっと拡大して、エビ・カニ類の総称として、このシャコバサボテンの「シャコ」は用いられているのではないかと考えた。

 ・・・・が、この「シャコバサボテン」の葉をよ~く見てみると、上に述べてきた「シャコ」の体つきに、一枚の葉節の形がやや似ていることに気づいたのである。
 このことが、「シャコバサボテン」の名前の由来になっているのか判らない。


 はたして、「シャコバサボテン」の名前どこからこう名づけられたのだろうか?







*【参照HP】 ① Every day is indifferently spent. \(◎o◎)/シャコ!:[ http://ilikemetoo.exblog.jp/9124153 ]、② シャコバサボテン(*815):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/37906663.html ]、③ サボテン(*814):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/37903522.html ]、⑦ ハシラサボテン(*1607):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/52831761.html ]、⑧ キュウサボテン(*1639):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/53281410.html ]

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3254) シオギク(変異種) Ⅱ


             *この記事は、シオギク[Ⅰ](*3253)からの続編です。



 例の草花専門サイト(*A*)に質問(*131217)を寄せた。

 『先日(12.16)、長崎県北部のある島で見たものです。
 一見、この長崎県北部にはどこにもあるシマカンギク(*B*) かと思ったのですが、もしかしたら、見たことのないアワコガネギクではないかと思い質問しています。
 花は開平(舌状花)したものでは、シマカンギクよりひとまわり小さいものです。多くの花は舌状花のない状態で、ところどころに開いた花(舌状花)のものを見ます。葉の切れ込みは、シマカンギクよりやや強いと思います。
 ガクの片の部分がシマカンギクよりやや細く線状のものもあります。
 ただ、シマカンギクが混じっていることも否定はできません。大きい特徴としては、葉の裏に微細な毛がはえているのか、白いことです。
 何というものでしょうか? 一応、アワコガネギク(*C*)を候補に上げていますが、舌状花があまりに少ないと思いました。別のものも考えられるでしょうか? どうぞお教えください。』


 草花専門サイトから届いた返事に驚いたのは、自分の想定を超えるものだったのだ。

 これはという九州の自然にはない「シオギク」(*3253)という野草である。
 徳島県東端から太平洋岸に沿って高知県物部川までの地域のみに分布する多年生草本であり、アワコガネギク[別名:キクタニギク](*C*)ではなかったのだ。
 この「シオギク」の名前の由来は、その名の通り、海辺に生えることからついたようだが、別名シオカゼギク(潮風菊)とも言われるらしい。


 このシオギク(*3253)は、分布地の海岸の崖地に生え、高さ25~35cmになるキク科の黄色い小さな花を咲かせる。その花は今の時期の晩秋に咲き、基本的に黄色の筒状花の花で、舌状花のない頭花をつける。形はイソギク(*D*)によく似た花だが、イソギクのように頭花は葉に囲まれていない。シオギクの頭花はやや大きく数が少ない。

 葉の上半部は羽状に浅~中裂し裂片は広いが、茎の中部の葉は、長楕円形で長さ4cm、幅3cm程度、全縁(ギザギザのない葉)または1~2個の鈍鋸歯があるは幾つか鈍鋸歯がある。葉の表面は緑色だが、裏面は銀白色である。“丁字状毛”という毛が密生し、葉質は厚い(裏面の銀白色は交雑による変化だとの意見もある)。

 総苞片は3列に並び、総苞外片は線形または狭長楕円形で内片より短い。舌状花を持つ花は、その舌状花の色や形には変化が多いという。


 シオギクは日本での分布は上記の地域だけに限られる珍しいキクの仲間で、他の土地でみられるものは、移植されたり園芸種として出回っているものである。
 四国南端の「室戸岬」は最大規模のシオギク分布地だったが、現在は岬のシオギクのほとんどが交雑によりシオギク固有の形質を失いつつあるとされる。
 これはシオギクというのが、ほかのキク類(*E*)との交雑種が極めて容易にできやすいのである。

 従って、遺伝子汚染防止の観点からは、他の土地から移植するなどは、このキク類では、人為的な交雑の発生が問題となる。


 それでは、この福島(*F*)の一角の花壇らしいところで何が起きていたか。

 この小さい黄色いキクの集団は、一つのグループは、まず、長崎県北の海岸線の丘陵辺りではどこにでも見られるシマカンギク(*B*)のようだ。その「ガク」はピラミッド状である。
 もう一つのグループは舌状花のない筒状花のみのもの。この花の「ガク」は線状のものである。更に、もう一つのグループのものは、筒状花の周りにやや小さな舌状花が付くものである。このグループの花のガクは、ピラミッド状から線状のものの中間的なさまざまのものがある。

 ここでひとつの『推理』だが、・・・この花壇らしいところには、「シオギク」と別の「シマカンギク」が雑多に植えられたのではないか、すなわち、園芸種で買ってきた四国産の「シオギク」が植えられ、その前から(後から?)シマカンギクが自生していたか(植えられたか)で、その後に両者が交雑したのではないかということである。
 したがって、ここには、現在、シオギク、シマカンギク、そして、シマカンギク×シオギクの雑種の3種類が見られるということになっていると推測した。

 現在では、その中のシオギクだけが、花壇らしい所からからはみ出て、逸脱(逸出)して、近くの汽水の溝の土手にも広がっていた。

 『遺伝子汚染防止』の観点から人為的な交雑の発生が問題となると思って、僕が勝手にそれらをすべて引き抜いてしまった帰ったわけではない。

 ただの一株だけその敷地の住人から貰って来て、自分の庭に植えたのだが、家にはシマカンギク(*B*)は生えないし、植えてもいないので、「OK」だろう・・・・・か?








*【参照HP】 ① シオギク[Ⅰ](*3253):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10986293.html ]、② 例の草花専門サイト(*A*):草花を愛でる方々のためのお尋ねBBS:[ http://www2.ezbbs.net/18/jswc_3242/ ]、③ シマカンギク(*B*):a. シマカンギク(*1833):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/55985154.html ]、b. シマカンギク(*288)?:[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051104 ]、c. シマカンギク(*1032):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/42664604.html ]、④ アワコガネギク(*C*)⇒ カモメギク「アワコガネギクの変種」(*3226):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10769372.html ]、④ イソギク(*D*):a. イソギク(*425)★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/22571236.html ]、b. イソギク[Ⅱ](*3993):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/GALLERY/show_image.html?id=8942797&no=6 ]、⑤ キク類(*E*):a. キク(*2828):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/4026237.html ]、b. シラギク(*1162):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/45469098.html ]、c. カモメギク「アワコガネギクの変種」(*3226):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10769372.html ]、d. スプレーギク(*2744):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/2941289.html ]、e. ≪旬の風 117≫:『倩玉』のイトギク:[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/4927613.html ]、f. シラギク(*1162)★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/45469098.html ]、g. ベニバナ(*3166)★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10387879.html ]、h. キク(別名:イエギク)[Ⅲ](*3231):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10914803.html ]、⑥ 福島(*F*):⇒ a. ≪旬の風 20≫:棚田の最も美しい季節:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/53502065.html ]、b. ≪旬の風 42≫ 棚田の美しい季節:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/57635328.html ]、c. ≪旬の風 235≫さくら すみれ 2013 (初崎公園):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/9188162.html ]、d. サクラ[名前不明 Ⅳ](*1977):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/59709257.html ]、e. サクラ[名前不明 Ⅳ](*1977):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/59709257.html ]、f. アラカシ[Ⅰ]?(*2007):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/57888342.html ]

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                              * 2013.12.18


3253) シオギク Ⅰ



 出張で佐賀の伊万里の向こうにある「福島」(*A*)に行って来た。

 ここは、“飛び地”としての長崎県である。“元寇”の島:「鷹島」(*B*)も同じ“飛び地”としての長崎県であるが、今は、いずれの島にも佐賀県の本土から橋がかかっている。

 かつて、と言っても、まだ僕が小学生だった頃に、『にあんちゃん』という映画(*C*)、があり、たしか、小学校の先生の引率で映画館に行って見たことがある。
 この映画は大きな“ボタ山と炭住”の控えていたこの「福島」のロケで撮られたものだ。主役は最近亡くなられたあの名優「長門裕之」さんだった。

 この「福島」(*A*)には、過去に時々訪れたことがある。「土屋」の棚田風景、「初崎」のツバキの原生林(*D*)、それに、「初崎」や「大山公園」のサクラ(*E*)は見事である。


 今回の出張先は福島の南部にある最大の港町である。その出張先の建物敷地の花壇みたいな所で、今までに見たことのない黄色い小さな花のキクを見つけたのだった。

 いかにも、シマカンギク(*F*)がここにも咲いていると思った。

 長崎県北の海岸沿いには今が盛りのシマカンギクの黄色い花である・・・・

 『あれ~! ここのシマカンギクには、花びらのない(舌状花)ものが多い。でもその4分の1のものには花びらが付いているよ。・・・もしかして、これが今まで探し続けてきたあのアワコガネギク(別名:キクタニギク)ではないのか?』

 アワコガネギクは、本州、四国、九州北部の山地の谷間のやや乾いた崖や山麓の土手などに生える黄色い花のキク(*G*)で、シマカンギク(*F*)によく似た花である。

 『シマカンギクとこのアワコガネギクを鑑別してみたい』

 これは、このブログを書き出した頃からの僕の悲願みたいなものである。

 しかし、その間別点というのは、アワコガネギクの花がアワコガネギクの花よりやや小さく、葉の切れ込みが後者では強い。更には、両者の「ガク」の違いがあげられている。 シマカンギクではピラミッド状、アワコガネギクでは線状とされており、僕はこの数年、いや、この10年ほど、「ガク」の部分ばかり見てきたが、ピラミッド状のものばかりで、線状のものは見たことがなかった。


 そして、ひょっこり出てきたのが、この黄色いキクだったのだ。当然のことながら、もう、これこそ、今まで探してきた『まぼろしのアワコガネギク』だと思った。

 この黄色い花のキク・・・開いた花の舌状花の付いたものもあるのだが、その中に混じって筒状花だけのものがその多くを占めている。その筒状花だけの花はは、まるで我が家の庭にあるイソギク(*H*)のような構造の花だった。
 まさかの『アワコガネギク』というものは、このような筒状花が出た後に舌状花が出てくるのだろうと思った。いや、そうあって欲しいような気もした。


 特別に目立ったのは、葉の裏の白さだ。これは、顕微鏡レベルの微細な毛が生えているのだろう。花の咲いた舌状花のものは明らかに筒状花からの移行が伺える。しかし、中には、シマカンギクと思われるものも混ざっているのである。

 花の下の「ガク」を調べていくと、筒状花のものは線状のガク、花びらの付いているものは、ピラミッド状のものと線状~ピラミッド状の中間みたいなものである。

 わからない。アワコガネギクをネット上で調べてみるが、これではなさそうである。ここは、例の親切な植物(草花)専門サイト(*I*)に聞いてみるしかない。




           * 次の(明日の)掲載予定の シオギク[Ⅱ](* 3253)に続く。




*【参照HP】 ①「福島」(*A*):⇒ a. ≪旬の風 20≫:棚田の最も美しい季節:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/53502065.html ]、b. ≪旬の風 42≫ 棚田の美しい季節:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/57635328.html ]、c. ≪旬の風 235≫さくら すみれ 2013 (初崎公園):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/9188162.html ]、d. サクラ[名前不明 Ⅳ](*1977):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/59709257.html ]、e. サクラ[名前不明 Ⅳ](*1977):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/59709257.html ]、f. アラカシ[Ⅰ]?(*2007):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/57888342.html ]、g.《12万回アクセス記念》:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/61323779.html ]、②「鷹島」(*B*)⇒ a. ヒナゲシ[別名:ポピー、虞美人草](*2041):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/58147258.html ]、b. 《旬の風 162》梶谷城(かじやじょう):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/archive/2012/2/15 ]、c. 《旬の風 185》 春・本番の平戸瀬戸 ★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/archive/2012/05/10 ]、d. マルバマンネングサ[Ⅱ](*3193):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10576167.html ]、③『にあんちゃん』という映画(*C*):⇒ 映画.com:にあんちゃん:[ http://eiga.com/movie/38383/ ]、④「初崎」のツバキの原生林(*D*):⇒ a.『初崎ツバキ群生林』:[ http://www.ne.jp/asahi/ashikawa/smile/42CAHatuzaki.html ]、b. ヤブツバキ [Ⅲ](*2786):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/3038689.html ]、⑤ サクラ(*E*):[今回省略]、⑥ シマカンギク(*F*):a. シマカンギク(*1833):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/55985154.html ]、b. シマカンギク(*288)?:[ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/ryujumihouchida/view/20051104 ]、c. シマカンギク(*1032):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/42664604.html ]、⑦ キク(*G*):a. キク類(*A*):a. キク(*2828):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/4026237.html ]、b. シラギク(*1162):[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/45469098.html ]、c. カモメギク「アワコガネギクの変種」(*3226):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10769372.html ]、d. スプレーギク(*2744):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/2941289.html ]、e. ≪旬の風 117≫:『倩玉』のイトギク:[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/4927613.html ]、f. シラギク(*1162)★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/45469098.html ]、g. ベニバナ(*3166)★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10387879.html ]、h. キク(別名:イエギク)[Ⅲ](*3231):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/10914803.html ]、⑧ イソギク(*H*):a. イソギク(*425)★:[ http://blogs.yahoo.co.jp/ryujumihouchida/22571236.html ]、b. イソギク[Ⅱ](*3993):[ http://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/GALLERY/show_image.html?id=8942797&no=6 ]、⑧ 例の親切な植物(草花)専門サイト(*I*):草花を愛でる方々のためのお尋ねBBS:[ http://www2.ezbbs.net/18/jswc_3242/ ]



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