* 2005.2.3
359) トウダイグサ (別名:スズフリバナ)
佐世保でもちょっと郊外に出れば自然豊かな場所はいくらでもある。春先にレンゲ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ナノハナ、タネツケバナ、ナズナ、ハコベ、スミレなどのカラフルな山野草の花々が咲き誇る草地は本当に天国のようである。
僕は以前からそういう春のオ-ケストラのような花の草地に行って、音の無いシンフォニ-を聞くのが好きだ。そして、面白いことには、このオ-ケストラにも指揮者がいる。一段高いところで身体を振って指揮をしているのである。指揮者は一人ではなく、数人の指揮者が春風に合わせて身体を振っている。指揮者は皆、緑から黄緑色のグラデ-ションを付けた瀟洒な服をきこんでいる。それはトウダイグサという指揮者で、別名「スズフリバナ」とも言われている。指揮棒の代わりに「鈴」を振って、更なる春のオ-ケストラに彩りを与えるものである。僕はこの別名「スズフリバナ」の方の呼ばれ方のほうが遥かに好きである。
トウダイグサと呼ばれる由縁は当然、他の野草よりは背丈があり、スッと伸びた茎の先で急に幾つかに枝分かれするからであろう。その先に緑から黄緑色のグラデ-ションを付けた葉が頭デッカチに広がっている。枝葉の広がり方は整然と等角度で上から見ると美しい。いよいよ先端部はほぼ黄色に近い緑になっている。
最近までトウダイグサには花が咲かないと思っていたのは間違いだったようである。昨年末に松浦市御厨の大山古墳に行ったときに発見した。トウダイグサの先端部の黄色の葉の中に極小さな白ぽい花が咲いていたのである。
作成者 ryujumihouchida : 2006年4月6日(木) 11:45 [ コメント : 0]
359) トウダイグサ (別名:スズフリバナ)
佐世保でもちょっと郊外に出れば自然豊かな場所はいくらでもある。春先にレンゲ、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ナノハナ、タネツケバナ、ナズナ、ハコベ、スミレなどのカラフルな山野草の花々が咲き誇る草地は本当に天国のようである。
僕は以前からそういう春のオ-ケストラのような花の草地に行って、音の無いシンフォニ-を聞くのが好きだ。そして、面白いことには、このオ-ケストラにも指揮者がいる。一段高いところで身体を振って指揮をしているのである。指揮者は一人ではなく、数人の指揮者が春風に合わせて身体を振っている。指揮者は皆、緑から黄緑色のグラデ-ションを付けた瀟洒な服をきこんでいる。それはトウダイグサという指揮者で、別名「スズフリバナ」とも言われている。指揮棒の代わりに「鈴」を振って、更なる春のオ-ケストラに彩りを与えるものである。僕はこの別名「スズフリバナ」の方の呼ばれ方のほうが遥かに好きである。
トウダイグサと呼ばれる由縁は当然、他の野草よりは背丈があり、スッと伸びた茎の先で急に幾つかに枝分かれするからであろう。その先に緑から黄緑色のグラデ-ションを付けた葉が頭デッカチに広がっている。枝葉の広がり方は整然と等角度で上から見ると美しい。いよいよ先端部はほぼ黄色に近い緑になっている。
最近までトウダイグサには花が咲かないと思っていたのは間違いだったようである。昨年末に松浦市御厨の大山古墳に行ったときに発見した。トウダイグサの先端部の黄色の葉の中に極小さな白ぽい花が咲いていたのである。
作成者 ryujumihouchida : 2006年4月6日(木) 11:45 [ コメント : 0]